新宿駅南口

新宿駅南口交差点の通行については、車線が狭まった場合にどうすれば良いか、合流車線をどのように進めば良いか、信号をきちんと守らない横断歩行者にどのように対応すれば良いか・・・が疑問点ようである。
基本的には、車両の一員として自動車等と同じような通行をすれば良いこととなる。

スペースが狭まった場合

自動車が渋滞していても道路の左端に寄った位置をすいすいと進むことができるのが自転車の良いところであるが、客待ちタクシーなどによりスペースが狭まってしまったならば、そうもいかない。
狭いスペースを無理矢理すり抜けようとすれば、安全運転義務に違反することとなる場合もある。
何より自転車は車両の仲間、車両であるならば、渋滞に巻き込まれることもあると自覚しておくべきであろう。

なお、客待ちタクシーがスペースを狭める原因となっている場合、無理に狭い所をすり抜けようとすると、安全確認することなく発進するタクシーとの事故が起こる恐れもある。
タクシーの攻撃を避ける意味でも、自動車の列に一緒に並んでおく方が良い場合も多いだろう。

合流車線の進行方法

車両通行帯が設けられた道路(片側二車線以上の道路)では、法律上は第一車線内を通行していればそれでよく左側端に寄る義務は負わないが、都心部の自動車の交通量が多い道路では、特に理由がない限り、左側端に寄っておいた方が無難なことが多い。
第一車線が合流して消滅する場合も、道路の左側端に寄った位置から、スムーズに合流をすれば良いこととなる。
タクシーを避けた後も同様に、特に理由がない限り、左側端に寄った位置に戻るのが良いだろう。

なお、空いている道路左側端に戻(り渋滞車両の脇を通り抜け)ることに後ろめたさを感じるサイクリストもいるかもしれないが、基本通行位置はあくまで道路左側端寄り、十分なスペースがあるのであれば、堂々と左側端に寄って通ろう。

横断歩行者への対応

道路を横断しようとする歩行者の中には、横断歩道の信号が青に変わる前でも、車道の信号が赤になったら渡り始めてしまう、そんな気の早い歩行者もいる。
しかし歩行者は歩行者、そして自転車は車両、道路においては歩行者保護義務を負う立場にある。
横断歩道付近では、歩行者の動向にも気を配り、横断を始めた歩行者がいれば横断歩道手前で停止するなど、しっかりと歩行者保護義務を果たそう。

関連条文

道路交通法

(左側寄り通行等)

第18条 車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、第25条第2項若しくは第34条第2項若しくは第4項の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない。

(車両通行帯)

第20条 車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。