Q8.交差点の停止線の上あたりで、信号が黄色に。交差点の中で赤になりそうだけど・・・

この設問は、信号機の赤色の灯火の意味は何か、また交差点手前で停止する場合に他の交通の妨害とならない場所はどこかに関する問題です。
信号機の赤色の灯火の意味は、『停止位置(停止線)を越えて進行してはならない。』であるため、黄色の段階で適法に停止線を越えた後であれば、交差点内で信号機が赤色になる場合であっても、そのまま進行して問題ありません。
また、交差点とその5m以内は駐停車禁止ですが、危険を防止するための一時停止は認められておりますので、安全に交差点を通過できないと判断した場合には、交差する道路の手前で横断歩道の以外の場所であれば停止しても他の交通の妨害とはならず、問題ありません。

信号機の灯火の意味

黄色の灯火(黄信号)の意味

黄信号の意味は、赤信号と同様に、『停止位置(停止線)を越えて進行してはならない。』です。
ただし、停止線の手前で安全に停止することができない場合には、そのまま進行しても問題ありません。
停止線の上あたりで黄信号になった場合は、停止線の手前で安全に停止することができない場合に該当するため、そのまま進行して良いこととなります。

赤色の灯火(赤信号)の意味

赤信号の意味は、『停止位置(停止線)を越えて進行してはならない。』であり、また黄信号とは異なり適用除外条件はありません。
ただ、あくまで停止線を越えてはならないということであり、停止線を適法に越えた後であれば、例え交差点内で赤信号になる場合であっても、そのまま進行して問題ありません。

交差点等における停車禁止規定について

自転車を含め車両は、次の場所では、基本的に駐車・停車をしてはないこととなっております。

  • 交差点内・横断歩道上
  • 交差点や横断歩道の5m以内

ただし、これらの場所であっても、危険を防止するための一時停止は認められております。
そのため、安全に交差点を通過することができないと判断したならば、これらの場所で停止しても、駐停車違反にはなりません。

なおこのとき、交差点内で停止したり、横断歩道上で停止したりすれば、交差道路を通行する車両や横断歩道を渡る歩行者の妨害となりますので、道路交通法の目的に反する不適切な行為となってしまいます。
そのため、交差点を安全に通過できないと判断した場合には、交差点の手前で横断歩道上ではない場所に停止すべきこととなります。
また、その場所で停止することが法律上も適切な行為となります。

関連条文

道路交通法

(定義)

第2条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

5 交差点 十字路、T字路その他二以上の道路が交わる場合における当該二以上の道路(歩道と車道の区別のある道路においては、車道)の交わる部分をいう。

(公安委員会の交通規制)

第4条

4 信号機の表示する信号の意味その他信号機について必要な事項は、政令で定める。

(信号機の信号等に従う義務)

第7条 道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等(前条第1項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。

(停車及び駐車を禁止する場所)

第44条 車両は、道路標識等により停車及び駐車が禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、法令の規定若しくは警察官の命令により、又は危険を防止するため一時停止する場合のほか、停車し、又は駐車してはならない。ただし、乗合自動車又はトロリーバスが、その属する運行系統に係る停留所又は停留場において、乗客の乗降のため停車するとき、又は運行時間を調整するため駐車するときは、この限りでない。

1 交差点、横断歩道、自転車横断帯、踏切、軌道敷内、坂の頂上付近、勾配の急な坂又はトンネル

2 交差点の側端又は道路のまがりかどから5メートル以内の部分

3 横断歩道又は自転車横断帯の前後の側端からそれぞれ前後に5メートル以内の部分

道路交通法施行令

(信号の意味等)

第2条 法第4条第4項に規定する信号機の表示する信号の種類及び意味は、次の表に掲げるとおりとし、同表の下欄に掲げる信号の意味は、それぞれ同表の上欄に掲げる信号を表示する信号機に対面する交通について表示されるものとする。

信号の種類 信号の意味
黄色の灯火 車両及び路面電車(以下この表において「車両等」という。)は、停止位置をこえて進行してはならないこと。ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。
赤色の灯火 車両等は、停止位置を越えて進行してはならないこと。

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自転車の道路交通法(交通ルール)