Q12.道路の左側が青く塗られているところがあるけど、これも自転車専用通行帯?

この設問は、どのような道路標識や道路標示があれば、普通自転車専用通行帯(自転車専用レーン)としての効力が生じるかの問題になります。
車道の端の方が青くペイントされている場合、その範囲がいかに狭くとも、自転車はそのペイント内を通行しなければならないとお考えの方が多くいらっしゃるようですが、法で定められた様式による道路標識や道路標示が設けられていない場合には、そこは自転車専用レーンには該当しません。
そのため、そのような場所では、自転車は道路の左側端に寄って通行していれば十分であり、必ずしも青いペイント内を通行しなくとも問題ありません。

普通自転車専用通行帯の通行義務について

自転車は、普通自転車専用通行帯(自転車専用レーン)が設けられた道路を通行する際は、基本的にその自転車専用レーン内を通らなければなりません。

なお、道路の端が青くペイントされているなど自転車用の通路と思われるものが設けられている場合でも、法令で定められた様式による道路標識や道路標示がなければ、それは道路交通法上の普通自転車専用通行帯には該当しないため、そのような部分を通行せずとも問題はありません。
このような場合には、通常の車道と同様に、車両通行帯が設けられていない道路(一車線・片側一車線道路)では道路の左側端に寄って、車両通行帯が設けられた道路(片側二車線以上の道路)では第一通行帯(第一車線)内を通行すればそれで問題なく、必ずしも青いペイント内を通行する必要はありません。

普通自転車専用通行帯の道路標識・道路標示

普通自転車専用通行帯(自転車専用レーン)を設けるに際しては、法令で定められた様式による、次のいずれかの道路標識・道路標示を設置して示さなければならないこととなっております。

  • 普通自転車専用通行帯の道路標識

  • 普通自転車専用の通行帯である旨の専用通行帯の道路標示

どちらも設置されておらず、単に道路の端を青くペイントしただけのものや、法令の様式とは異なるペイントがなされたものは、自転車専用レーンには該当しません。

関連条文

道路交通法

(左側寄り通行等)

第18条 車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、第25条第2項若しくは第34条第2項若しくは第四項の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない。

(車両通行帯)

第20条 車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

2 車両は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により前項に規定する通行の区分と異なる通行の区分が指定されているときは、当該通行の区分に従い、当該車両通行帯を通行しなければならない。